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全国の主要都市に11のホテルを展開する「ANAクラウンプラザ」
ホテルのテーマは、「Brighter day tomorrow」「よりよい明日」を応援するホテルであるということ。
利用者の多くは出張中のビジネスマンで、翌日必ず重要な商談やプレゼンを控えているので、その日をベストな状態で迎えてもらいたいというのが目的。
ANAクラウンプラザが考える、ビジネスマンにとってよりよい明日になるポイントとは、快眠・朝食と定義しそれぞれのサービスの充実を図っている。
2008年から導入されたのが、「スリープ・アドバンテージ」
枕を選べたり、いいベッドを用意するということの他にチェックインからチャックアウトまで有意義な時間を過ごせるようにトータルに提案し他社との差別化を図った。
全部屋に置かれた専用のしおりには、チェックインから眠りにつき、目覚めるまで、どんな食べ物や飲み物をいつ摂ったらよいのか、どのように入浴したら
良いかなど快眠を実現する方法を時系列で教えてくれる。
また、しおりに出てくる入浴剤やノンカフェインのほうじ茶などは客室に備え付けられ、6種類の枕や3種のアロマの貸し出しが受けられる。
日本人の出張者の90%はホテルをウェブで予約するという調査結果から、オンラインでの認知度アップを目標とした新たなキャンペーンを実施。
新たなキャンペーンとして「Good Dreaming」を2010年10月から2011年1月までの期間限定で開始。
そのキャンペーンは、過去に自分がツイッター上に投稿した内容や写真、特設サイトに入力したキーワードをもとに関連する写真や画像で不思議な夢が生成されるというもの。キャンペーン期間中はクリスマス、年末年始を挟むためグリーティングカードとして使ってもらうことで話題が拡散され、出来上がった夢の絵はツイートできる仕組み。
ウェブメディアの他に、新聞でも取り上げられた。
※PRのポイント
ツイッターに話題がでることにより、ツイートした人のフォロワー数から換算して100万人規模に達成した。
2010年8月20日にパナソニックから発売されたコンパクトデジタルカメラ「LUMIXFX700」のPR活動として9月23日の東京・新宿ステーションスクエアに、女優・綾瀬はるかさんの10mという巨大バルーンを突如として出現させるイベントを行った。
液晶画面に触れることで、ピント合わせやシャッターを切るといった操作ができることが製品特徴だが「いくら特製を述べても、店頭などで実際に触れてもらわなくては、その良さは伝わらない」と発売と同時に、タッチシャッターを疑似体験できるゲームをウェブ上で展開。
画面の中の綾瀬さん像をタッチさせるとポイントが加算され、像が大きくなっていくしくみである。
ゲーム開始時にはさくらんぼと同じ大きさだった綾瀬さんが、約1ヶ月間に899万件以上のポイントが集まり、結果として10mまで成長。9月23日のイベントには巨大かつリアルな綾瀬さんのバルーンが登場した。
設定がわかりにくいなど、直感的に使えないと、ここぞという一瞬を逃してしまうという声から新たにタッチ液晶を搭載し、画面上でタッチするだけでピント合わせとシャッターが切れ、取り逃がさないことを最大のポイントにした。
スペックを訴求して憧れの対象となることよりも、簡単にきれいな写真が撮れる“あなたのためのカメラ”として、等身大の存在感を打ち出すことをコミュニケーションの軸とした。
※PRポイント
発売から1ヶ月間はウェブ上でのPRに注力し、9月23日に新宿駅前で体験イベントを実施し、巨大バルーンを登場させるなど話題の継続性を狙った。
2007年当時の冷えにきく商品は、生姜湯くらいしか存在しなかった。
そこに着目した永谷園が、冷えに苦しむ女性をターゲットに冷え性を改善するという新しい価値を提案した。
永谷園にとっては未開拓の20から30代の女性をターゲットとし、
関心のない女性はいない「美容のサポート」をコンセプトに設定。
わかりやすさを突き詰めた商品名やパッケージデザインになっている。
2007年の夏に男性客の多いCVS限定で女性向けに商品を提供した。
カップスープと即席味噌汁4品を導入。オフィスで働く女性が悩む夏冷えに着目したことで注目され、また、冷えとは一見関連のなさそうな夏に販売を開始したことも話題を集める要因になった。
この取り組みから健康志向を高めた男性からの支持も得てきた。
同年11月に全国展開。
その結果、ほぼチャンネル限定だったにもかかわらず、初年度売り上げは、4億円となった。
2008年9月には全国量販店へと展開。
11月に新たなジャンルに進出するため、ホット飲料生姜チャイ発売。
幅広く品揃えしてドラッグストアへの展開も着実に進行。
売り上げは前期比倍増に達する。
なにより話題を集めたのが生姜部の設立だ。
生姜部を設立しショウガについてあらゆる角度から取り組もうという決意を「生姜宣言」として発表した。
生姜栽培、生姜メニュー提案、ブログ、生姜食べ歩き、本出版などを部活として活動し、活動や部員の様子をブログで更新して一般に公開。
この新しい形の取り組みが各メディアにも注目され、幅広い媒体へ露出度を高めた。
また、他社とコラボしてたくさんの商品を発売。
日本医学部と共同研究をし、「生姜摂取によるエネルギー消費量亢進」も明らかにした。
※PRのポイント
生姜部設立や他社とのコラボ、チャンネルを限定したり、冷え関連の商品を夏に発売など、他社と差別化をはっきりさせた新しい取り組みが、大きな話題を生むことに成功した。
NECカシオモバイルコミュニケーションズが「ドコモスマートフォンMEDIAS WP N-06C」の新色「Royal Black」の発売に合わせ、女性ファッション誌「GLAMOROUS」(講談社)がプロディースするスマートフォン体験ラウンジ「MEDIAS BLACK LOUNGE Produced by GLAMOROUS」を期間限定でオープンした。
スマホユーザーの女性比率があまり高くないため、女性ユーザーを増やすことが狙い。
また、女性ファッション誌とのコラボレーションで、スマートフォンの機能をより魅力的に知ってもらうことが目的。
イベント会場はRoyal Blackに合わせて黒を基調としたラグジュアリー空間の中で、ゆっくりと落ち着きながらコンシェルジュからの説明を受けることができ、その他にもさまざまな展示企画が用意されてる。
また、同紙おなじみのダンディーな男たち(グラ男)が、ウェイターとしてお客様をアテンドし、ハイクラスの雰囲気も体感することができる。
会場内では、体験だけでなく購入可能。
コンシェルジュから説明を受けて商品知識を知るだけでなく、販売ブースも設置することにより、購買につなげる。
イベントには、芸能系、経済系、専門系など多様なジャンルのメディアが来場した。
※PRのポイント
女性ユーザーを増やすため、スマートフォンを機能性だけではなくファッション性の高さを強調。
イベント会場を黒を基調とし大人なカッコいい女性をテーマにしてPRをした。
2000年に発売を開始して以来、数ある納豆パックの中でも高い存在感を示してきたミツカンの「金のつぶ におわなっとう」が、
累計15億食を突破した。これを記念して、2011年1月1日に「桜パッケージ」を発売。
発売された「桜パッケージ」は、「金のつぶ あらっ便利! におわなっとう」と「金のつぶ におわなっとう」の2商品で展開するもの。桜の絵と、春・朝をテーマにしたコピー、デザインバーコードが入った華やかなパッケージで、納豆売り場を明るく楽しく演出する。
公式webサイトには、納豆に関する豆知識やレシピなど、様々なコンテンツを見ることができる。
ミツカンの様々な商品のコンテンツも用意されており、納豆の概念を取り払うとともに、ミツカンの商品全般をPRすることがねらい。
※PRのポイント
納豆売り場のなかでもひときわ目立つ華やかなパッケージにした点
ふるふるシェイカーは「ファンタ」ブランド日本導入50周年という節目の年に、これまでにない、あっと驚くようなコンセプトの製品を作りたいという考えから生まれた。
振ったらあけられない炭酸飲料を「振らなきゃ飲めない」という逆転の発想を商品に取り込むことで、新しい切り口を炭酸飲料市場に提案した。
ふるふるシェイカーは炭酸入りのゼリー飲料なのに缶を振り、中のゼリーを崩さないと飲めない。
ゼリーの食感と炭酸の爽やかな口当たりを楽しめ、小腹がすいたときのおやつにぴったりの商品になっている。
「振らなきゃ飲めない炭酸?」「食べる?飲む?」というコンセプトは消費者の興味を引き、発売前から大きな反響があった。販売当日からマクドナルドの”シャカシャカチキン”との全国コラボレーションサンプリングや、PRイベント、TVCMなどのマーケティング活動を実施し、ファン層を着実に獲得した。
また、ポップなデザインからも次世代を担う10代のファンを獲得。
オフィス、病院、パチンコ店など滞在時間の長い場所にある自販機で、10代以上の年齢層からの支持も獲得していった。
オレンジ味から「他の味も出してほしい」という消費者の声に迅速に応え、コアフレーバーであるグレープ、レモンと展開し、確実に消費者を獲得。新商品の定番化が難しい清涼飲料市場で、ヒット商品からリピーター獲得につなげ、みごとに成功した。
さらに、新商品として「ファンタ ふるふるチャージ」を発売し、新市場にも進出。
革新的過ぎて生産調整に時間を要したにも関わらず、日本食料新聞社の優秀ヒット賞を受賞するなど、成功をおさめた。
※PRのポイント
ゼロベースから商品開発をし、革新的なアイデアを形にした。
発売前に消費者の興味をそそり、発売と同時にマクドナルドとコラボするなどして認知度を高め、消費者のニーズを正確にキャッチし新味を投入、新市場へのブランドシェア拡大と、そのときに合致したPR戦略を展開した。
お米からパンが焼ける、三洋電機「GOPAN」の一連のプロモーション。
「お米」を主軸としたプロモーションを行ない、興味喚起を促した。
また、一貫して”世界の人々に健康で楽しい、お米ライフを提案する”というフレーズを使い、
社会的な意義を持った商品であることもアピールした。
プロモーションの開始は発売3ヵ月前の7月。
「GOPAN」の発表会を知らせるプレスリリースではあえて商品の説明を後回しにし、
お米の消費量と自給率、お米とパンに関する食糧事情等をデータとしてまとめて
社会的背景から「GOPAN」の意義を訴えかけた。
発表会では「GOPAN cafe」のオープンも発表。
実際に「GOPAN」で焼いたパンを食べてもらうことで製品の素晴らしさを消費者に伝えた。
また、『カフェで食べる』というシチュエーションを作ることで、
メディアが取り上げやすいように配慮した。
記者発表やメディア露出以外にも、特設サイト「GOPAN広場」を開設し、
使い方や製品に関する疑問を解消するべく努めた。
「GOPAN広場」は2011年12月15日に終了しているが、
製品の使い方や良くある疑問に対する答えは
「GOPAN」の製品紹介ページで見ることが出来る。
当時のお米ブームも相まって、「GOPAN」の予約注文は予想を上回り
対応のために発売が1ヵ月延期されるほどとなった。
※PRのポイント
一貫して「お米」を武器にしてプロモーションを行なった。
同時期にお米を使ったスイーツやヌードルが話題になっていた点も大きい。
大塚製薬のフルーツ大豆バー「SOYJOY」が2006年中国で発売開始。
元々国内企業でもある、中国豆乳粉市場で販売シェア7割を占める繊維食品飲料股?有限公司が製造・販売を引き受けている。
中国でのターゲットは高所得者の女性。また、高所得者の女性にターゲットを絞り、該当者に合ったテレビ、インターネット、雑誌に集中投下をした。
「SOYJOY」は中国だけでなく世界7カ国で発売されていて、コンセプトや基本設計はグローバルで統一している。
そのコンセプトは「大豆の恵みを楽しくおいしくお届けする」中国の国民一人当たりの大豆摂取量は日本人より多く、大豆は健康食品ということを認知されているが、バータイプの商品はほとんど存在していない。
中国では、エリアに合わせた新商品として「ナツメ味」を発売。ナツメは中国ではポピュラーな果物で、エリアの食文化
に合わせて馴染みのある食品を使用することで更なる商品の浸透を図った。また、上海万博に出展し、大豆が地球上の健康問題や食糧問題の解決につながるという考えを映像で伝えた。
中国での販売量は順調に増加し、日本に迫る勢いになっている。
※PRのポイント
高所得者女性に特化したメディアに商品を集中投下し、一つの仕掛けに対して複数のメディアで紹介されるという流れを作った。