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2008年10月13日
今日は、
【ビジネスで結果を発揮するには、
その根底として、バランス力が大事である】
と言う話をしたいと思います。
最近、なにかにつけては、
・それ、特化しろ、
・それ、オンリーワンになれ、
と叫ばれていますね。
たしかに、
・市場でブランディングを有効に行い、
・多くの消費者の認知を得て、
・強力な競合に打ち勝っていくには、
「完全に特化して、オンリーワンになる」のが近道です。
しかし、それを歪曲して捉えて、
あるいは楽な道だと、そこだけを抽出し、
ただ、ひたすら人と違う個性、理論武装だけを
全面に出してしまい、
結果、かえって多くのビジネス
チャンスを失ってしまっている方も
非常に多くいらっしゃるような気がしてならず、
もったいないと感じています。
もっとも、ここで私が言うバランス力とは、
平準化された能力やスキルの
ことではありません。
私が伝えたいバランス力とは、
つまりは、適応力に近く、
一種のコミュニケーション能力とも言えるものです。
ビジネスの場面では、
◆ときには、
ロジカルに相手に伝えることが
必要な場合もありますが、
◆ときには、
論理的な会話を抜きにして、
相手に合わせて話をしなければならないときもあります。
よく私が講師をつとめるセミナーやビジネス研修などで、
若い方と接していて感じることは、
とくにこれらを無視している方が多い、ということです。
当然ですが、
ひたすら論理、論理、論理と
ねじ伏せていっても、
相手を説得できるはずがありあせん。
それこそ、言っていることは確かに正しいが、
その発言が気に入らない、ともなりかねない。
経験豊富なベテラン経営者から見れば、
ただ、論理武装で虚勢を張っているようにしか見えられない、
といった可能性もあります。
そしてなにより、その根底に、
◆深い思慮に支えられた知性
◆経験による広い見識
が感じられなければ、
論理武装など、ただのお飾りにしか見えないものです。
逆に、この点に気づければ、
あなたの論理武装は、
職種や年齢に関係なく、
それこそ、暗がりに渾然と光り輝く
非常に優れた武器となるでしょう。
▼
私も駆け出しのコンサルタントや経営者の頃はそうでした。
ベテランの経営者の方を前に、
知見や経験を度外視した
専門用語やロジカルトークのオンパレード。
そうやって、実際以上に自分を
大きく見せようとしていたのですね。
今思い出しても、赤面物です。
▲
ビジネスシーンや展開に応じて、
クリティカルなロジカルと、
バランスに優れたコミュニケーションを、
バランス良く使い分ける。
こうした均衡感覚を備えてこそ、
営業も、プレゼンも、経営も、コンサルティングも、
うまくいくものだと思います。
そして、こうしたバランス力を、
私は「ビジネススキルの最適化」と呼んでいます。
バランス良く、知性と見識があれば、
ビジネスチャンスや危機に合わせて
あなたの力を最適化できる。
これが、その人のコミュニケーションや
ビジネススキルを
より高く見せてくれる「影響力」として、
相手には映るのです。
もちろん、私自身も、
まだまだ影響力を高める修行の身。
安易に、特化やオンリーワンのみを目指すことなく、
同時に、
その足下にある、土台として支えてくれる
「知性」や「見識」を深めることも
決して疎かにせず、
ナンバーワンの頂の先を見つめて
ビジネスの道を走り続けていきたいと思います。
本日はここまで。
次回も、理論×行動×検証による
ハイブリット経営のメソッドを、
ビジネス書100冊分をどっさり凝縮した
『超実践ハイブリットエナジー』としてお届けして参ります。
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