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2012年01月24日
PR会社・メディア研究員の視点
1月23日(月)日経MJ新聞18面より、体毛の赤い「あか毛和牛」とも呼ばれる褐色和牛の生産者団体がインターネットをつかってPRを展開した記事を紹介したいと思います。
放牧に適したあか毛和牛は黒毛などとともに和牛の品種として認定されている4種のうちの1種で、現在の肥育頭数は2万5000頭と生産頭数が少ない牛なのだとか。
黒毛和牛と比べると、脂肪分が少なく赤みが多い品種で、放牧で伸び伸び肥育されることにより、安全性が高いのが特徴なのだそうです。一方で一般的な知名度が低いことが生産者にとっては悩みの種だったのだとか。
そこで、全日本あか毛和牛協会は、消費者が購入したあか毛和牛の個体識別番号を入力すると、該当の生産者、農場、親牛の血統から、「◯シーズン放牧した」、「国産飼料のみを使用した」など、食肉の安全性に関わる情報、「赤みの割合が70%以上」など肉質に関わる情報といった、あか毛和牛に関わる情報を網羅的にまとめた、「あか毛和牛なび」を昨年11月より立ち上げ好評なのだそう。今後は赤身肉に適したレシピや料理などをサイトに加えていく予定だそうです。
また、フェイスブックなどで約40の農家が詳しい生育方法や農場の様子を公開し、昨年12月からはテレビCMを関東圏で初めて放映するなど、今後は首都圏を中心にあか毛和牛の知名度向上に力を入れる予定なのだそうです。
現在は首都圏であか毛和牛を扱うのは一部の百貨店や専門店にとどまっているものの、販促活動の結果、複数のレストランやスーパーからの問い合わせもあるのだとか。原発に伴う放射能の影響や、健康志向の高まりを背景に、安全でおいしい牛肉のニーズは高まっているそうで、販促活動で更に知名度が上がり、ヒットにつながるかもしれませんね。
一方で、個人的ながら生産頭数の少なさから、需要に供給が追いつかない点は大丈夫なのかな?と懸念されます。とはいえ、PRし甲斐のありそうな商品ですし、記事を読んでいるだけで私も肉が食べたくなります。今後もあか毛和牛とそのPR手法は注目ですね。
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